骨格スタイルで“似合う”を知ろう
皆さん、こんにちは。細谷由美子です。
今回は、骨格診断についてのお話です。
その前に、皆さんは『似合うファッションを選ぶための3つの要素』ご存知ですか?
①色
②形
③素材
これらがファッションの3大要素になります。
①色は、既にお伝えしている「パーソナルカラー診断」で知ることができます。
そして、②形、③素材の2要素が「骨格スタイル診断」で知ることができる要素です。
ポイントは、3要素すべてが揃っている必要はなく、3つのうち2つが自分自身の個性と合っていると素敵に見えるのです。
前回の記事でお話した通り、同じ身長・体重でもこの骨格スタイルが違えば、似合うファッションも変わってきます。
骨格診断では、
- ご自身の身体の質感が立体的なのか平面的なのか、
- ラインが直線的なのか曲線的なのか、
などどのような特徴を持つ骨格構造なのかを分析することによって、似合うファッションの素材や形を導き出していきます。
自分に似合う形や素材のファッションを身につけることによるメリットは
◎-2、3kg着やせして見える
◎流行に左右されず素敵に見える
◎第一印象の好感度が上がる
いずれも出来ればそうなりたいものばかりですね。
それよりも衝撃的なのが、もしも自分に合っていない形・素材のファッションだった場合です・・・
×着太りして見える
だけではなく・・・
×プラス5歳老けて見える
×高いものでも安っぽくだらしなく見える
知らず知らず、そのような装いをしていたら、どれだけ損をしてしまっていることでしょう。これだけでも、骨格診断の重要性がお分かりになるかと思います。
私もこの理論を知らずに、ジャケット、インナー、ボトムス、アクセサリー・・・、などなど、アイテム単体の「素敵」だけを見て自分に合っていないものを購入するというかなりの無駄遣いをしてきたものです。
とはいえ、やはり自分の中でも何となく「これは似合うな」「これは何だか微妙...」という経験則はあり、骨格診断を学び、各スタイルの特徴を知ったことで「なるほど!」とそのモヤモヤがすっきり腹落ちしました。
この骨格診断、ファッションの3大要素のうち2つをカバーするだけあって、最近女性の関心が高いようですが、それも納得です。
私たちの個人のお客様向けサービスでも、プレゼンス(=存在感)を磨くメニューで、その理論のご紹介をしております。
それでは、骨格診断によって骨格スタイルはどのように分類されるのかというと、身体の質感(張り、柔らかさ等)、ラインの特徴によって大きく3つのスタイル<ストレート、ウェーブ、ナチュラル>に分けられます。
1.ストレート
身体が立体的で厚み・メリハリのある体型。上重心
2.ウェーブ
身体が平面的で華奢な体型で、下重心
3.ナチュラル
あまり肉感を感じさせず、関節が大きくフレームがしっかりした体型
ちなみに、日本人にはストレートとウェーブが多いと言われています。
これら3つのスタイルの重心バランスの特徴から、ストレート=リンゴ型、ウェーブ=洋ナシ型、ナチュラル=逆三角形型、とも言われます。
骨格診断を行うには、まず身体の重心が上なのか下なのかを確認します。さらに、特徴の出やすい箇所、手首、胸元、腰のライン、膝などの厚み・立体感・大きさを分析していきます。ここまでお話すれば、骨格スタイルごとに似合う形・素材が違うのはあまりに当然だと感じられることでしょう。
しかも、「骨格」の構造で分析するので、例えばストレートとウェーブの違いは単に太っている、やせているということではない、ということもポイントです。
いよいよ次回は、それぞれの骨格スタイルで似合う形・素材、アイテムをお話していきますね。