研修講師の装い②
皆さん、こんにちは。細谷由美子です。
今日は新入社員研修での装いをアップします。
新入社員研修では、社会人としての基本的なマナーを徹底することを目的とされている企業が多いため、社外講師としてうかがう場合でも、プレゼンスは抑えめにします。
業種によっては講師にもダークスーツが求められることがありますが、リクルートスーツのようにかっちりとまとめるだけではプレゼンスが低すぎ、新入社員の中に埋もれてしまうので、エレガントさを加える必要があります。
とはいえ、ツイードのスーツにパールネックレスでは、昨日まで学生だった受講生を相手にすると、まるで「授業参観に来たお母さんと子供」のようになり、距離感が出てしまいます。
これから社会人としてスタートを切る新入社員に強さと親しみやすさを感じさせるのはもちろん、余裕も見せたいところです。
今回は、黒のきりっとしたスーツに、上品なキャメルのボウタイのインナーを合わせています。ここで、ボウタイをリボン結びにしてしまっては、女性らしさが出すぎます。垂らしていることで適度なラフさと余裕のあるプレゼンスを醸し出しています。
新人を職場に迎える季節に、ご参考になればと思います。
R:研修講師(外部)
P:元外資系コンサルタント
O:新入社員研修