ビジネスプレゼンスを高めよう 〜 タフ&エレガントな存在感の作り方〜

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ゆったり・ボリュームを持たせて 3つの骨格スタイル別おすすめスタイル③

皆さん、こんにちは。細谷由美子です。

これまで 骨格スタイルのストレートウェーブをお話してきました。今回は、最後のナチュラルについてお話します。

実は、カジュアルなイメージづくりが得意なナチュラルは、最もビジネスシーンでは難しいタイプでもあります。では、どのような特徴があるのか、ビジネスシーンでプレゼンスを高めるポイントは何か、みていきましょう。

 

■ナチュラル

✾ 身体の特徴:骨格や関節がしっかりとして、身体のフレームを感じさせる体型です。身体の厚みには個人差がありますが、肉感を感じさせないことが多いのも特徴で、カジュアルでこなれたイメージを与えることが得意です。有名人では、今井美樹さん、天海祐希さんがこのスタイルになります。

✾似合う素材:天然、ナチュラルな素材が良く似合うタイプです。例えば、麻、洗いざらしのコットン、コーデュロイ、ムートン、ニットではローゲージなどざっくりとした編み目の大きいものなどがおすすめです。素材からしてカジュアル、ですよね。ビジネスシーンでは、ウール、綿でも、織りで生地に表情、すなわち表面がデコボコしているもの、厚みがあるものを選ぶとよいでしょう。ペラペラの薄い生地の服は、身体のフレームがくっきりとわかってしまいたくましく見えてしまうのでおすすめできません。

✾似合う形:体から離れるようにゆったりとしたデザインで筋張って見えないものがおすすめです。あまりタイトなシルエットのものやフェミニンなものを着ると、しっかりした身体のフレームが悪目立ちしてたくましく見えてしまいます。

・ジャケットは、Vゾーン深めのテーラードや、ダブルのジャケットが似合うのがこのタイプです。着丈は長め、ウェストの絞りはゆるくボックスタイプがおすすめです。

・ボトムは、フィットしすぎないタイトスカートで長めのひざ下丈が似合います。パンツではゆったりとしたラインが得意なので、ワイドパンツ、ガウチョを着こなすことができます。カジュアルアイテムにも強いので、ビジネス向きではありませんがデニム、カーゴパンツ、マキシスカートはおすすめアイテムになります。

✾スタイリングのポイント:“ゆったり&長め”がポイントで、身体がたくましく見えないように気を付けます。フレームがしっかりしているため、ゆったりと身体にフィットしないシルエットでもだらしなく見えず、むしろこなれた印象を与えることができる、このスタイルの特徴を活かしましょう。

・全体のシルエットは、肩が張っている方が多いので重心を下げるスタイリングにします。ボリュームを下に持たせる「Aライン」や、トップスをボリューミーにする「Yライン」を作るようにコーディネートするとバランスよく見えます。

・小物類も天然素材、長さ、ボリュームのあるロングネックレスなどを選びます。手元にボリュームを持たせるバングル、メンズウォッチもおすすめです。バッグも大き目のもの、パンプスもチャンキーヒールのようなボリュームがあるものが似合います。

・ヘアスタイルも長さ・ボリュームを出しましょう。ロング、ベリーロングで巻き髪も整え過ぎずランダムにリバース・フォワードを混ぜるスタイルがおすすめです。メイクもナチュラルにマットな仕上がりが似合います。

✾ビジネスシーン・RPOにおけるポイント:“Theカジュアル”にご注意

ざっくりした素材感やルーズなシルエットが得意なスタイルであるため、緊張感がない印象を与えないように気をつけましょう。いくら似合うからといって、くれぐれもざっくりニットで今井美樹さん風に決めたコーディネートはビジネスシーンでは考えられませんよね。自分に合うスタイルを知り、ご自身のRPOに相応しいアイテムをその中から上手にチョイスしましょう。

 

いかがでしょうか。3つの骨格スタイルの特徴、そして何より大事なビジネスシーンへ取り入れるポイント掴んでいただけましたか?

私も、素敵!と思ったアイテムを試着してみて「試着室から出られません~」状態になるときは、大概自分に合っていない骨格スタイルの素材・形のアイテムであることが多いです。

ビジネスプレゼンスを高めるためにも、ぜひ参考になさってみてくださいね。

 

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骨格診断の内容に関する出典:一般社団法人 骨格スタイル協会